第七話「制約」~チートデイを暴食の言い訳にするな~
エレン「…ハイカーボデイって何なんだよ」
ミカサ「ハイカーボデイっていうのはその名の通り
炭水化物をたくさん食べる日のこと」
アルミン「チートデイとはまた違うの?」
ミカサ「チートデイの1種ともいえるけど
大きく違うのは、あくまでも炭水化物でカロリーを稼いでいくというところ」
アルミン「脂質でもなんでも摂っていいって言うわけじゃないんだね」
ミカサ「そう、チートデイは本来減量中に低下した代謝機能を戻すためと言われている」
アルミン「仕組みとしては
たくさん食べることで、脳に栄養が充実していることを錯覚させて
代謝機能を戻してあげるっていう感じだよね」
ミカサ「そう、ただチートデイはどうしても気が緩んでただの暴食になってしまいがち
なので、炭水化物に限定することで最低限のコントロールをする。」
エレン「たしかに、過去にやったチートデイは次の日の体重も大幅に戻って
その分を取り返すのにかなり苦労したな…」
アルミン「チートデイは何でもかんでも食べていいという気の緩みが、
病的なレベルでの過食を引き起こしているように思うよ…」
~個人的な意見~
チートデイで代謝機能が戻る。
という現象については個人的になかなか懐疑的でして
単純に僕の勉強不足かもしれませんが
そもそもたった一日の摂取カロリーの上昇で
代謝機能が回復するのでしょうか?
そういったことを考えていくとチートデイは無意味ではないかと思います。
しかしながら3か月という期間で減量を行っていると
精神的にしんどくなる時期があります。
そういった場合に【精神的なチートデイ】
という意味合いで取り入れていくほうが有効ではないかと思います。
社会的な付き合いをないがしろにしてしまうのは
僕の思うフィットネスとはズレてしまうので
友人や上司、仲間からの誘いを無碍にせず
時には少しだけ制限を緩めて【精神的なチートデイ】
を取り入れてみてはどうでしょうか
ミカサ「…そう。そういうこともあるから
チートデイは本当に本当の最終手段。気持ちに余裕があるならハイカーボデイをおすすめしたい」
アルミン「確かに。基本的に筋トレのエネルギーは糖から得られるものだから
炭水化物を多めに摂取することでトレーニングの質も上げられるね」
エレン「炭水化物OKなら和菓子なんかも食べられるってことだよな…」
アルミン「そうだね!減量中には中々ありつけない甘みもとれるよね!!」
エレン「明日は脚のトレーニングで、消費カロリーも多くなるだろうから
それに合わせてハイカーボデイにしてみるよ!!」
アルミン「そうと決まれば早速買い出しだ!!!」